スクーリング三日目(7/12)終了

京都での「デザイン表現基礎」スクが終了しました!!
今日の京都は蒸し暑かったです。
学内がオープンキャンパスで見学者、在校者、教員達が入り乱れていた熱気もあったかもしれないけど、私がいた場所は会場からちょっと離れてたんで、その余波では無いと思いますが...

で、最終日は、午前は前日に引き続いて課題制作をしたあと、14時頃から合評というスケジュールでした。
実は、朝の5時前に一度起きてしまったら、課題のある部分が気になって、1時間半程作業してたんですよね。なんで、午前はちょっと作業に余裕が出来たんで、もう一パターン作ってみる事に。
最初に作ったのが、ガチガチの(地味な?)webでの展覧会情報サイトという感じだったんで、ポスターぽいのを作ってみた次第です。

オリジナルの写真がコレ。

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都内のA坂サカスのカフェを撮ったスナップショットを、フォトショップのフィルタで加工したんだけど、その際、エドワード・ホッパーの"Nighthawks"で使っている色を抽出して、写真を塗り直しました。影を作って、再度フィルタの照明で全体を調整してと地味な作業をしたあとはレイアウト。
あっ、残念だけど店員の女性には消えてもらいました!?(笑)
ちなみに文字は、アメリカで20世紀に生まれた書体を選びましたよ。
そして、できあがったものがこれ。

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もうひとつがコレ。

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モチーフにした作品が「夜」だから、そんなイメージの言葉を探してたら「宵」が浮かんだんで、辞書を調べて"Vesper"=「宵の明星」という言葉を選びました。
これ、「007/カジノロワイヤル」に出てくるJ.ボンドが好きになる女性の名前でもあります!?
そんな感じで「地味に楽しんで」制作したけど、最後の詰めが甘く、自分でもちょっと手を抜いたかなあ、と思ったところが総評のときに指摘されました。
それは、一枚目の作品での角丸長方形部分の形状の処理と、その中に入れた文章の文字間隔、二枚目の作品での日時の文章と時間の文章との間隔の扱いなど。
まだまだですねえ...
それよりも、他の皆さんの発想やセンスは素晴らしいです!!
技術は回数や時間などの経験で深められますが、それらは簡単には得られませんからね〜

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スクーリング二日目(7/11)

この土曜日も引き続き、空デのスク受講中です!!
座学の内容が、矩形の縦横比やタイポグラフィの事などのデザインの基礎だったんで、忘れてたことを再確認いる感じです。でも、すぐに忘れそうだけどね...(苦笑)
最終日は合評があるんだけど、今の時点では「無難すぎる」制作内容なんで、このまま精度を上げるか、違った方向へと見直すか、考えないといけませんね〜

スク後に人間館に情デの様子を見に行ったら、U原先生が居たんでちょっと話をさせて頂きました。
この二日間では、空デの人よりも情デの人との会話が多いなあ。(笑)

ところで、ホテル(四条烏丸)の周囲では、来週の山鉾巡礼に備えて準備が着々と進んでます。
そう言えば、7月の京都スクに来た事は以前もあったけど、山鉾建て途中のものを見たのは初めてかも。

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上から、菊水鉾、函家鉾、長刀鉾になります!!

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今年度最初のスクーリング

昨日から空間演出デザインコースの専門スクーリング「デジタル表現基礎」を受講してます。
情デでも類似のスクがあるけど、言わば、フォトショップとイラストレータの基礎講座ですね。
東京で受講したら、担当は情デのI高先生らしいです。
操作が出来ても自己流だし、バージョン違うと操作が変わるんで(スクで使ってるのはエレメントだし)、無駄にはならないかな。
初日は、フォトショップの操作とデジタル環境での色表現の座学、制作課題として、写真をフィルタ等を使って絵画的に変換した作品を作ると言った感じです。
単に変換するのではなくて、実在の作家の未発表作品と過程することが前提条件となってました。
最初は、ダリかミュシャにしようと思ったけど、最終的にはエドワード・ホッパーになってしましたよ。

ところで、7月の京都は祇園祭の真っ最中。来週の巡礼の準備中ですねぇ~

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「空間演出デザイン演習Ⅰ-2」のこと

この金曜日(7/10)からは、京都で空デ専門のスクーリング受講予定です!!
今のところは何とか出席できそうだけど、過去の例もあるので、ギリギリまで安心できません...(苦笑)

ところで、先日の記事で、空デに再入学して初めて提出した「空間演出デザイン演習Ⅰ-2」の結果が出たことを書いたんで、その話を。

この課題は、自分で好きな、あるいは気になる作家(アーティストやデザイナー)を選んで、その作家と自分がコラボレーションした場合を仮定し、「巨匠の食卓」というもてなしの空間をテーブルの上に構築するというもの。
制作物は、作家の紹介や作家・作品にまつわるキーワード、コンセプトなどを説明するプレゼンシートと、実際に制作した「食卓」の写真を提示するシート、制作レポートの3点になります。

で、私が選択した巨匠は、現代美術家のやなぎみわ氏です。
5月の学習相談の際に、「巨匠」の範囲をどう捉えるかを相談させて貰った時には、過去の作品では、アーティストやデザイナーだけでなく、小説家なども居たそうで対象とする範囲は広いとのこと。ただ、あまりコアな人を選んでしまうと、見る側(評価する先生)が消化できず、テーマが伝わらないだろうとのコメントがありました。
相談した時点では、ヘルムート・ニュートンだったけど、先生に名前をバラしてしまったんで、春に写美で展覧会を観た、やなぎみわ氏にした次第です。(ちなみに、やなぎみわ氏は、数年前は通学の情デの客員教授だったけどね)
実は、学習相談では旧知のK合先生が居て、「巨匠って、情デのN山先生じゃないですよね?」と聞かれたんだけどね(笑)

では、また添削結果を貰ってないんで、まずは、制作レポートを提示しますね。

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1. はじめに
数年前、横須賀美術館で情報デザインコース生と教員による交流会が開催されたが、この日に、同美術館に現代美術家のやなぎみわ氏が見学に来ていたことを交流会に参加されたN山先生に教えて頂いた記憶がある。通り過ぎたのを見かけたとのことであったが、このときに開催されていた澁澤龍彦氏の「幻想美術館」と彼女との組み合わせを、N山先生とともに妙に納得した記憶がある。
このときには、既に「フェアリー・テール」シリーズ、と言うよりも、このシリーズで生まれた「砂女」の印象が強く残っていたため、彼女の知的でクールな外観とはうらはらな「幻想」と言うキーワードが、ピタリと嵌ったように思える。

2. 作品の世界
では、彼女の作品を振り返ってみよう。
まずは、「エレベーター・ガール」シリーズは、百貨店という場所において、同じ制服を纏い、髪型や化粧も統一した無表情な女性たちが無数に存在する異質な空間を描き出した。
この作品は、百貨店の言う「ハレ」の場に、女性のフィギュアを並べているかのような非現実感を加える事で、一層日常と乖離している感があった。
「『エレベーター・ガール』についていえば、視点が冷たいですよね。ときどき男性作
家だと思っていたといわれますが、男性ならきっとああはならない(笑)。」(1)
制服や靴にフェティシズム的な要素を感じるが、エロティシズムというか、性差を強調するものではなく、モデルそれぞれの個性を突き放すかのような冷静な視線を浴びているのである。先にフィギュアと書いたが、規格化された女性だけで構成される社会の違和感を見せつけようとしているように感じる。

「エレベーター・ガール」シリーズの後には、「マイ・グランドマザーズ」シリーズがスタートするが、このシリーズは、複数のモデルからのインタビューから得た「半世紀後の自分の姿」という、個々が有する想像の世界の視覚化を試みる。
しかし、半世紀後の時間の経過は、おのずと自らの肉体が衰えて行くという宿命が存在し、必ずしも理想とする未来像ではなかったと言えよう。
「モデルにも、私にも、身体が衰えることへの恐怖についてはもちろんありますが、もっとも恐れていることは一度やってみるに限る訳で」(2)
老いと言う道を進む中で、やなぎみわ自身とモデルが想い描く未来像の共通点や、同じ性を持つ女性達が、老いと言うことについて、どのような感情と抱いているかを確認するのがこの作品で主題ではないだろうか。

「最初は「語る女性」と「語られる女性」で作品をつくろうとしていたら、ガルシア・マルケスの『エレンディラ』に巡り会った。ほとんど感情のわからない美少女と、欲望丸出しのおばあちゃんが、テントで二人、旅をする物語です。」(3)
「フェアリー・テール」シリーズは、『エレンディラ』からインスピレーションを得たと述べるように、少女と老女、あるいは無垢と無慈悲をいう対立構造を込めた作品であった。そこには、無垢であるかゆえに自覚せずに残酷な行為を繰り返す少女が居たり、あるいは、無慈悲と言われるがゆえに孤独な老女が居たりするのである。

3.異性の不在
ところで、「マイ・グランドマザーズ」シリーズで男性の姿を垣間見る事はあっても、それは全作品中の数点でしかない。
「エレベーター・ガール」シリーズや「フェアリー・テール」シリーズでは、男性の姿は皆無である。そのように考えると、やなぎみわの作品世界とコラボレーションするとなると、女性主体の世界とどのように向き合うかが、一つのポイントになるであろう。
タカラヅカのような、女性だけが演じる虚構の空間ではあるが、女性が理想とする上辺だけの虚飾の世界ではなく、剥き出しの感情が表現された世界である。
そのような女性だけの世界で、老若、虚実、生と死、などの対立構造が入り混じり独特の世界観を生み出するのである。

4.おわりに
「これまでのやなぎの作品では虚構と現実を同居させつつ、やなぎ独特のファンタジー
が展開されてきたが、この新作ではファンタジー的側面を保ちながらもリアリティに向かっている。」(4)
個人的には、特殊メイクとCGを組み合わせて、写真という媒体に落とし込むことに興味があったが、最近の新作ではモデルの実年齢に近い設定のため、特殊メイクの使用は抑えるものになっているとのことである。
今年の第53回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館での展示を経て、独自の世界観を深めていくことになるのか、あるいは他の領域への拡大し、その独自の世界観を薄めていくことになるのか、その動向と生み出す作品を追いかけていきたい。

■ 註
(1)斎藤環著「アーティストは境界線上で踊る」みすず書房、2008年、78ページから引用
(2)斎藤環著「アーティストは境界線上で踊る」みすず書房、2008年、76ページから引用
(3)「美術手帖―特集 いま読むべきアートブック300」芸術出版社、2009年1月号、84ページから引用
(4)東京都写真美術館/国立国際美術館監修「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」淡交社、2009年、125ページから引用
■ 参考文献
・斎藤環著「アーティストは境界線上で踊る」みすず書房、2008年
・「美術手帖―特集 いま読むべきアートブック300」芸術出版社、2009年1月号
・東京都写真美術館/国立国際美術館監修「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」淡交社、2009年

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いろいろと

先週からちょくちょくと会社の工場へ出張してたけど、今日で一段落(万事問題無しでは無かったけど、苦笑)したんで、工場の最寄りの新幹線駅近くに在住の昨年度卒業メンバにアクセスして、晩御飯を一緒に食べてきました!
一時間半くらいの時間でしたが、近況報告などを。所属は違うかもしれませんが、縁があれば京都でお待ちしてます!?(笑)


さて、この出張中で10日のレポート課題提出締め切りに間に合ったら何か出そうと考えたけど、行きの新幹線の中で参考文献読んだだけで、頓挫しました…(苦笑)
昨日は、仕事明けに出張者達で軽く呑んだら、早起きと疲れのせいもあり、24時前に寝ちゃいましたからねぇ…
今月の提出は打ち止めですよ。


その代わりに、先月提出した専門の制作課題の評価結果がサイバーキャンパスに提示されてました。
空デ編入の最初の提出になるんで、どんな評価結果が出るか、ドキドキしてたら、なんとS評価でした!?
ホントかよ、と言うのが、正直なところ。
提出した直後に参考作品を観て、失敗した、と思ってたのに…
今後の提出のハードルを上げられた感じですよ~(苦笑)

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