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March 23, 2005

5Iの法則

「5Iの法則」というものがあるそうです。

それは広告や販促物の制作にあたって、表現における基本的条件の指標となる、
「Idea(アイデア)」、「Inpact(インパクト)」、「Interest(興味)」、「Information(情報)」、そして「Impulsion(衝動)」の五つの言葉の頭文字を取ったもので、これらが充足していることがメッセージの伝達効果を高めることになるそうです。
この法則では、「Information(情報)」以外は、作者の内面から発信するもので、何かしら芸術的な要素を感じます。

ところで、「情報デザイン入門 インターネット時代の表現術」(渡辺保史著/平凡社新書)では、情報デザインとは、「膨大なデータ、あるいはコンテンツ(内容)をさばき、人が理解しやすく活用しやすいコンテクスト(文脈)にまとめ上げて行くこと」と書かれてました。
そして、「情報デザインにかかわるスキルやセンスを身につけていくことが、デザイナーにとってばかりでなく、仕事をもつ人々や、日常的に情報メディアにかかわりながら生活している人々にとっても、欠かせない姿勢になってくるだろう」とも述べています。デザインは、芸術家のような特別の才能を持つ人だけのものではないということでしょうか。

芸術作品は、どうしても作者の内面の発露という面があり、必ずしも「万人が理解できるもの」という訳ではないですよね。例えば、トイレの前に掲げられている絵が、男性用か女性用かなのか、作者しか判別できないものであれば問題です。(痴漢で捕まる...)

対比する考え方を挙げてしまいましたが、「本学での学ぶ姿勢について真摯に悩む発言」を読んで、デザインの持つ「吸引力(魅力)」や、デザイナーが持つ「作家性」という芸術面と、万人への判りやすさの提供という二つの面を上手く共有できれば、と考えてしまったのでした。

という訳で?、芸術ってなんだろうということもあり、「現在美術の教科書」(美術出版社)という本を衝動買いしてしまいました。
ちょっと目を通してみましたが、う〜む、現代芸術には向かない...

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