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May 09, 2005

「高台寺蒔絵」の新聞記事より

日経新聞朝刊5/9の文化欄で、高台寺蒔絵の技法を現代に再現させようとしている記事が載っていました。
顕微鏡などを使用しての解析によると、使っている金粉の質がそれ程良質のものでないとか、細工が繊細に欠けるとか、欠点も見つかったそうですが、別の蒔絵の技法を用いるときより、高台寺蒔絵の技法の方が数倍早く(安く)出来るとか...
もともと、高台寺のお霊屋は伏見城から移築したものとのことですが、伏見城は秀吉の命令により短期間の工期で完成させなければならなかったため、装飾として使用された蒔絵も同様に短期間で作成させるための手法を取り入れたのではないかとの談話が書かれていました。

で、この記事を読んでいて、「pen」という雑誌(5/15号)の特集が「子供にこそデザインを」だったので、子供向けに高台時蒔絵(コストが安く上がるのならば)を配した木製の「お重(お弁当箱)」を与えることで、日本の伝統的な意匠(デザイン)の面白さと、壊れやすい木という材質で作られた物を大切に扱うことを学んでほしいな、と思ってしまいました。
(この考えは、本ブログに寄られる、limlimさんの「提重」の記事を読ませて頂いたこともキッカケになりました)

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