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August 04, 2005

リノベーション

図書館に参考書を探しに行った際に、

■「先端芸術宣言!」(東京芸術大学先端芸術表現科編集/岩波書店)

という本も借りてきたのですが、このなかに、先日紹介した建築グループ:みかんぐみの本

■「団地再生計画/みかんぐみのリノベーションカタログ」(みかんぐみ著/INAX出版)

が紹介されていました。

古くなった団地は、歴史的な価値があると判断されたモダニズム建築物などとは違って、取り壊されたあと、新しく立て替えられるか、更地になるか、というような道を辿ることがほとんどなのですが、この本ではあえて、保存し続けるために、どんな再生手段をとるかというアイデアが書かれています。
で、この本で挙げられているリノベーションのアイデアは、普通の建築家が考えそうなマトモ?なものだけではなく、かなりユニークなアイデアが書かれています。
そして、再生する対象としても、団地全体から部屋まで幅広く対象としています。

ユニークなアイデアとしては、例えば、ビルとビルの間の陰湿?な空間を利用してシイタケ栽培をするとか、複数のビルをゆるいスロープでグルグル巻きにし、ビルへのアクセスを安易とする「スパゲッティビル」とか(上から見ると、フォークにパスタを巻きつけている状態に似ているとのことで)...

みかんぐみは、東京芸術大学先端芸術表現科のワークシップで、アーティストやデザイナーなどと共同で議論を進めるなかで、建築のプロではない人々からの自由な発想(建築のプロが無意識のうちに自分を縛りつけていたルールから離れたもの)を汲み取り、それを建築物(あるいは都市空間)という具体的なものへどのように展開するというアプローチをしているそうです。

そういうことは別として、「団地再生計画/みかんぐみのリノベーションカタログ」は、50アイデアノートのようなもので、団地という対象に対して様々な角度から発想してみたっていう本かも...
ということで、現在購入検討中です。(2100円税込み)

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