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December 07, 2005

「地域文化演習」の二日目

二日目の12/4(日)は朝9時に銭洗弁天に集合。

鎌倉の鶴岡八幡宮には、年に1回は来ることがあるけど、銭洗弁天なんて10年以上訪れたことが無かったなあ...
銭洗弁天(弁財天)は、鎌倉駅から徒歩20分程の距離で、源氏山の麓にあります。
道路から岩をくり貫いたトンネルをくぐって内に入ると、三方を岩で囲まれた境内が現れます。
その岩肌の所々から湧き水が流れてというような感じ。ここは源頼朝がお告げによって発見したと言われています。でも、うちらのような凡人には、ここの水でお金を洗うと「お金が増える」という言い伝えの方がインパクト高し。
冬の朝ということで、うちら以外の観光客はほとんど居なくて、弁財天が祭られている洞窟(お金の洗い場ともなっている)は、50人以上の学生で貸しきり状態となりました。その洞窟で、K先生の法螺貝が鳴り響くと言った具合です。
ここでは、もうひとりの水の神、宇賀神が二つの宮で祭られており、それらを含めてグルリと参拝。
まさに、トンネルをいう産道を経て母胎に入るかのような感覚に陥ります。

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銭洗弁天の次は高徳院(鎌倉の大仏と言うほうが判りやすいですが)へ徒歩で移動。
高徳院では、院内の一室を借りて、途中昼食を交えつつ2時間半程座学となりました。この座学では、それまでに見学した寺社、神社に対する補足説明など。
途中から雨が降り始めたので、その後に見学する予定の寺社、神社に対する説明も。(ご住職の奥さんのご好意で、鎌倉名物の「鳩サブレ」もおやつとして頂きました)

鎌倉の大仏では、観光客の姿が多数見られましたが(とは言え、雨模様で、しかも冬となればかなり少ない)、大仏前で皆で合掌後、K先生の法螺貝。
多分、周りの人は妙な宗教団体と思ったに違いない...
ところで、鎌倉の大仏が今回の対象となったのは、この大仏の建設のキッカケが、源頼朝の待女の言葉によるということで。奈良の大仏(東大寺)が国家プロジェクトであったのに対して、鎌倉の大仏が民衆の手によるもの(寄進を集めたのが寺院だとしても)だったというのがポイントだそうです。

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長谷駅から江ノ電で次の見学場所へ移動するとき、乗り切れないのではないかとの懸念がありましたが(江ノ電は3〜4両構成なので、休日は満員に近いことがある)、ここでも観光客が少ないお陰で無事乗車。その寒空の元で、七里ガ浜や稲村ガ崎でサーフィンをしている姿を見つつ、20分程で江ノ島駅へ到着。

江ノ島駅から江ノ島へは行かずに、まずは龍口寺へ。
この龍口寺は、かつては刑場で、日蓮を処刑されかかった場所。なぜ、処刑を免れたかというと、直前になって天変地異が発生(一説としては流星群の飛来)して兵が恐れおののいてしまったとか。という訳で本堂で合掌と法螺貝でお参りしたあとは、鎌倉では珍しい五重塔を見学。
裏山の石段を上がっていると、下界が妙にうるさい。
K先生がチェックすると、これから向う予定の江ノ島に消防車が向っているとのこと。「法螺貝で応援するか」という先生の言葉にちょっと苦笑。

10分程橋を渡り江ノ島へ。
江ノ島では、沖津宮、中津宮、そして奥津宮があるということで、雨の中、石段を上下しつつ、全ての宮を参拝。なんでも、江ノ島は日本三大(あるいは四大)弁天の一つとか。

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実は江ノ島は初めて。奥津宮までは結構距離が有りました。(島の北側を廻ればショートカットできるけど、全部の宮を廻るコースをとると大変)
中津宮では、二つの弁財天(八臂弁財天と妙音弁財天)も見学。希望者のみとしていたのに、結局全員で見学。妙音弁財天は裸像で、白肌を曝け出した姿は妙に艶かしい色香を放っていました。(神様、そんな姿でいいの?という感じ)
そうそう、最後の奥津宮では天井を見るようにというのが先生のお言葉。何があるかは、実際に見てね。(って、そんなに期待しないでね)

雨が止みそうも無いということで、奥津宮を最後に解散。時間は16時前でした。
希望者は岩屋洞窟を見学してね、ということでしたが、うちに帰って洗濯しようと思って、早々に退却

帰路、奥津宮から小田急江ノ島駅までは歴史遺産コースの方と、また江ノ電の江ノ島駅から鎌倉駅までは写真コースの方と一緒になったのでお話を伺ってみました。
歴史遺産コースの方は、来年度は卒業論文に取り掛かる予定とかで、レポート課題の消化が大変と言われてました。
写真コースの方は、60歳半ばの方で、ピンホールカメラでの作品制作に興味があるとのこと。自宅の風呂場を暗室にして奥さんに怒られたとか(物置を改造することを計画中とのこと)、デジカメを使った授業があるので、パソコン教室に画像処理の仕方だけ教えて貰うように頼み込んだとか、そんなエピソードを伺いました。
写真コースは今年度93歳の方が入学されました。それは極端な例として、私が60、70歳になったときに、大学で学んでいこうという気力が生まれるのかと考えてしまった次第です。でも、また入学するとしたら今度は写真コースだな。

ところで、今回のスクーリングは、応募者が多数だったので、今回と2月の2回開催になったとか。
K先生って、人気者?(ということで、最後はこれでしょ)

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