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February 03, 2006

レイトショー

溜まっていた仕事が片付いて通常ペースに戻ってきたということもあり、たまには定時で帰ろうと思っていたところ、以前から観たいと思っていた映画がレイトショーでしかやっていないことが判明したので、19時前に退社し、横須賀から渋谷まで移動して、映画を観てきました。
横浜に引っ越してからは、渋谷に映画を観に行くことはほとんど無かったし、ましてや平日の夜にレイトショーで映画を観るのも、いつ観たのか記憶が無いほど...
この映画館、円山町に最近出来たばかりらしく、椅子からは新品の臭いが。(ホントか?)
チケット購入時に座席を指定する方式のため、開演5分前にチケット購入したら、前の方になっちゃいました。7割〜8割くらい埋まってましたね。

で、何を観たのかと言うと、ある男の(愛人の)子供が、死んでしまった男の足跡を追いかけるというストーリーのもの。男の名前はルイス.I.カーンと言います。そう、現代建築家のあの人です。
この映画は、「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」という、ドキュメンタリー映画でして、監督はルイス・カーンの三番目の愛人との間に生まれた息子とのこと。
ルイス・カーンが亡くなったのが1974年とのことですが、それから25年以上経ったのち、監督が、自分にとって「父親」とはなんだったのか、彼が手がけた建築物や彼に関係した人々を訪ねることで、自分の疑問を解き明かそうとするというのがテーマの作品でした。
やはり圧巻はバングラデシュ国会議事堂ですね。この国会議事堂に関して、バングラデシュの建築家が述べる言葉がありますが、これって、「建築文化論」の試験問題に通じるものがありそう。(ポイントは、建築物と人との関わりですかね)

この映画、観終わった時点より、時間が経ってからの方がいろいろと考えさせられます。
建築物が残り続ける限り人々の記憶に残り続け、そして子孫への受け継がれて行き、加えて、建築物が朽ち果てても、設計者が、その建築物で表現しようとした思想や想いが人々に残り続ける、っていうことが「建築」の醍醐味なんじゃないかなあ、と帰路の電車の中で思った次第です。

ところで、開演の1時間程前(レイトショーは21:15〜23:15)に渋谷に到着してしまったので、東急プラザ裏の「鍵屋」という呑み屋さんで軽く食事(飲んで!?)してから映画館に行ったのですが、空きっ腹に飲んでしまったので、開始30分は危険な状態でした...

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