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January 25, 2008

ピピロティ・リストのこと

原美術館で開催中のピピロティ・リストの展覧会「からから」については、以前の記事に書かせて貰ったけど、先日、うちのブログからリンクしているJDNで、そのレビュウが紹介されてました。

このような批評を読むと、鑑賞した作品に対する「読解力」の弱さを感じてしまいますね。
作品を観るということは、「観る」という課程で得たこと、あるいは感じたことから、作者が想い描いている「思想/思考」を想像し、自分なりに解釈していくという作業があるように思えます。
なんで、レビュアの解説を読んでいると、自分はまだまだだな、と痛感する訳で。

ちょっと飛躍してしまいますが、「思想/思考」が、主観的なものによって導かれたなのか、客観的なものによって導かれたものなのか、「アート」と「デザイン」の違いはそういうところにあるかもしれませんね。

で、リストの作品の話に戻ると、彼女の作品は、単なる映像作品に終わらずに、インスタレーションという形を取る事で、観るものをその場に引きつけ、体感させようとする意図を感じます。
でも、その行為が無理矢理のものではないんで、いいんですよね。
何度も観てみる事で、その主題を反芻して考えてみたいと思わせる展覧会ですね。

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