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February 18, 2008

地図の振り返り(その2)

と言う訳で、「地図」課題の再提出について。

初回提出でダメ出しを頂いたんですが、その後の構想は全然無い状態でした。
実はかなり前に路上の自動販売機をネタに、等高線で地図を作るということも考えたりもしましたが、リサーチが面倒だし、何もより自動販売機の中身が画一化しているんで、データを集めようとしても面白みがないということでこの案は却下しました。
そのあとにいろいろ考えた結果、このブログで記事にした「人」を元に地図化することにしました。

作業の流れとして、学校に提出した説明資料を引用すると、

---

「脳内ミュージアムマップ」

 自分が大学に入学してから常に思い続けていることは、「アート」と「デザイン」との違いである。
特に最近は、本コースの方針が「アート系デザイン」から「デザインオリエンテッド」へと転換しつつあることもあり、この2つの領域をどのように捉えるのか、そして、自分が進んで行くべきベクトルをどのように定めるのか、改めて考えることにした。そこで、今回の地図の課題では、自分が大学で学んできた過程で、2つの領域をどのように捉えているのかを俯瞰するものとして制作してみた。

 地図化する情報の材料として、大学に2004年に入学した後、学生生活や学習の記録として2005年2月から書き始めたブログを利用することとした。このブログでは、記事のなかで「アート」と「デザイン」に関わる人を記載している。購入したデザイン書や写真集の著者、あるいは展覧会やレポート課題の対象など様々なケースで記事にしているが、いづれにしても私自身が何らかの興味を抱いて記した人々である。
 2005年2月から2007年11月までに88人が登場しているが、この人々を元に次の手順で地図化を行ってみた。

1)各人についての情報の整理(カード化)

Hina07

Hina10


2)共通点を探して18のグループへ分類
3)X軸=「アート」/「デザイン」、Y軸=「論理的」/「感覚的」という観点で
  各グループをマッピング

Typ01

4)各人に関する図版を集めてレイヤー化

■ レイヤー1画像

Layer1


■ レイヤー2画像

Layer2_2


■ レイヤー3画像

Layer3


■ レイヤー4画像

Layer4_2

■ レイヤー5画像

Layer5

 架空のミュージアムの展示マップという感じで制作してみたが、レイヤー化したことにより、グループ化した領域の中で、時間が経過していくなかで自分の気持ちや考え方がどのように変化していったかを再認識できたと思う。
 自分以外の他の方々には、複数のレイヤーで構成された領域から何か混沌としたイメージを感じると思うが、私のなかで整理出来ていない部分が表されたのではないだろうか。
 また、この作品は、デュシャンの「グリーンボックス」のようなもので、今後の発想のために過去の記憶を呼び起こす、あるいは自分のなかの思考を整理するものになったと思う。

---

その結果、完成形として提出したのが、以前の記事に掲載したこれなんですね。

080120


この課題では、「個人的な視点を客観視する行為はとても地図的」という観点で評価されたんですが、「独自の観点が入り込み、整理したというよりもレイヤーを分けるレイヤー境界線をもやもやとさせ、逆側の渾沌とした部分を露呈させるといったわかりづらい世界へ行くための地図に感じました」ということで、整理しようとしながら整理しきれずにいるでしょう、とのコメントでした。
いろいろと悩んで提出したんですが、その悩みを引きずった部分について、その点をしっかり指摘されましたね。加えて、今後の「お題」も頂きました。
コメントからいくと「C」にならなかっただけも良かったかも、という感じでしたが、実はN先生から頂いた「お題」はスクラップブック課題、そして卒制へと繋がって行くかも...
まあ、パビリオン課題といい、力量の無さを痛感させられた課題ですかねえ〜

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