文化・芸術

March 02, 2014

ボレマンス展巡り?

先週末に京都に行ったのは、建仁寺の塔頭、両足院での展覧会を観に行くためでした。
展覧会のコンセプトは深いけど、こちらはそれ程深く考えておらず、そもそも、勉強不足で、ミシャエル・ボレマンス氏の作品はおろか、氏の名前すら初めて目にするような状況でして...(苦笑)
ともあれ、今回の見学のトリガを研究室にかけたこともあり(それだけが理由では無いですが)、京都まで足を運んで、先生/在校生の皆さんと作品を観てきました。

と、言いつつ、作品を近くで観れなかったので、近眼(もしかして老眼?)の私にはディテールは掴めなかったのですが、白と黒のコントラストを活かした作品のように思えました。個人的は、黒の濃淡のグラデーションが墨の魅力だと思うのですが、それがこの作品ではどのように表現されていたのかは、視力が追いつかず...

そんな京都での作品鑑賞のあと、この週末は原美術館での展示を観て、さらには展示最終日となるギャラリー小柳での展示を観てきました。
原美術館の展示は現在までに至る作品の流れの全容を提示するというもので、小柳での展示は一つのテーマに向かい合って作品を提示するというもの。
あくまでも個人的な感想ですが、アプローチは違っていても、一筋縄ではいかない独自の視点を感じました。観るものの心をザワザワさせる作品があるんですよね。京都の作品を観ただけだと、そのような思いにはならなかったような気がします...
また、ケントリッチの「時間の抵抗」を観た後だからかもしれませんが、時間(というか時間の経過)を作品に織り込めようとしているようにも感じました。
と、京都〜東京品川〜東京銀座と巡った展覧会も区切りを打つことができました!!

■京都での展示 ※写真撮影可能とのことで掲載しております
Img_8023

■原美術館
Img_6975

■原美術館の図録
Img_4116


March 01, 2014

京都での展覧会見学

そこに至る経緯は又の機会に書くとして...
先週末は今年二度目の京都行きとなりました。

主目的は先に述べた経緯に関わるので省きますが、京都行くなら、丁度このタイミングで行っていた展覧会に足を運ぼうと思った次第。東京(と各地での巡回)で行われた展覧会が観れなかったので、この機会を活かすしか無いということで。
開催場所を勘違いして、河原町から烏丸まで足を運んだ後、また河原町まで戻るという失態をしてしまいましたが(笑)、元・立誠小学校で開催されている「ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》」を観に行ってきました。

ウィリアム・ケントリッジの個展では、書いて、撮影して、消す、というドローイング作業をコマ撮りすることで連続性のある作品へと転換したものは有名でしたが、京都で観た作品はそれとは違うコンセプト/アプローチのものでした。
過程や行為の違いがあっても、数分後、あるいは数時間後に得られる結果が同じではないか、ということをパラレルワールド的な視点で捉えているように思えました(それをマルチスクリーンで再現?)。
結果まで至る時間の流れへの抗いは、もしかしたら儚い抵抗では無いかと思ったのに、終盤のマルチスクリーンがひとつのスクリーンに転化したかのような行進が連結して行く様を見たら、人間という儚い存在が時間に対して繰り返して抵抗をしていくことで、力強さを高めているんではないだろうかと、思ってみたり。
観て良かったと思った展覧会でした。

Img_2355

Img_2396

February 20, 2014

個展見学(ちょっと前ですが...)

少しずつ更新が増やせれば良いと思っていながらも、在学中のような話題が無くて苦慮しております...(苦笑)

ところで、ちょっと前の1月のことになりますが、唐突にダイレクトメールを頂いた後、上手く仕事の隙を縫ってスケジュールが調整できたので、日本橋のギャラリーへ個展を観に行ってきました。

■ 足立涼子 「とりのうた」(ギャラリー砂翁・トモス)

足立さんの作品を直に観るのは、2010年に北鎌倉のポラリス☆ジ・アートステージで開催された個展「ワルツ」以来。多分、そのときに記帳したことが今回頂いたダイレクトメールに繋がったとは思いますが、そのお陰で「ワルツ」とは違った世界観(?)の作品を観させて頂きました。
惜しむらくは、ご本人がいたのに、作品を見た疑問点など聞けなかったこと。積極的に質問している方がいたので、それを横で聞いただけで終わってしまい、自分から話して聞いたりしないんですよねえ..(
なので、勝手な解釈になっていると思いますが)
ともあれ、静謐な作品のなかから、いろいろな刺激を頂きましたね〜

Img_2068


May 19, 2013

再び北鎌倉のギャラリーへ

今年度になってから都内に出かける気力が失せて、近場しか出歩かなくなったけど、先週の日曜日は、所用で横須賀の方へ出かける必要があったので、回り道して同じ三浦半島の鎌倉へ行ってみました。と言っても用事が有ったのは三浦半島の東京湾側なので、かなりの回り道になるけどね。(JRで行けるからマシだけど...)

鎌倉へ行こうと思ったのは、北鎌倉にあるギャラリー、ポラリス☆ジ・アートステージで展示をやっていたからです。展示されている作家さんや作品の事は全然知らなかったのです(失礼なやつ...)が、その日の天気具合から言って、朝起きたら、ともかくもギャラリーに行きたい、と思いついた次第。

で、夏のような日差しを浴びながら、北鎌倉の駅を降り、坂を上がり、山裾の住宅地から横道に入り、小さな道を更に奥へ進んで、林の中にあるギャラリーへと進んで行きました。

連続で写真アップすると、こんな感じ。

Ts3w07710001

Ts3w0772

Ts3w07730001

Ts3w07740001

Ts3w07750001


今回展示されていた作家さんは岩井尚子さん(日本画)。
当日もギャラリーに来られていたけど、オーナーさんとの話がほとんどで作家さんとは挨拶だけになってしまった...(苦笑)
作品で描かれる花弁に、人間の皮膚の下に細かな筋肉の襞が存在しているのと似たような感覚が憶えたことや、大学卒業後の作品の変化など、ちょっと聞いてみたいことがあったんだけど。
あと、オーナーさんも言っていたんだけど、このギャラリーは場の特性を作品とどのように融合させるかがキモだと思うので、その点をどう考えられたのか、ということ。
今まで観させて頂いた他の作家さんは、作品も立体的だったので。今回の岩井さんも屏風という形態にされているけど。個人的には、墨だけによる表現なので、外部からの光の変化が楽しめそうな気がしたんだけど、どうかな?

ちなみに、過去に観に来た展示は下記でした。

2010年5月「ワルツ」足立涼子展
2011年4月「岩屋雪子」展

November 24, 2012

「さわひらき Whirl展」

祝日だった昨日(11/23)は、当初は朝から雨だったこともあり、家に籠って卒制のアイデア出しでもしていようと思ったけど、TABでチェックした展覧会が気になり、出かけでみることにしました。
今日(11/24)が最終日なので、間際に気付いて良かった...


■ 「さわひらき Whirl」(神奈川県民ホールギャラリー)

ロンドン在住の映像作家さわひらきの個展です。
この展覧会は写真撮影可能だったので、以下に幾つかアップしておきます。

"Souvenir study 1"
Img_4891

"Souvenir study 4"
Img_4898

"Going Places Sitting Down"
Img_4909

"Hako"
Img_4933

映像自体の表現・演出だけではなく、展示空間の演出も多彩な内容となっていました。

"Going Places Sitting Down"は、過去に観た記憶があるけど、どの展覧会で観たのか思い出せない...(苦笑)
でも、日常の、いつもの部屋の片隅で、幻想的な世界が繰り広げられているかもしれない、という思いをさせてくれて好きな作品です。マルチヴィジョンなので、同じ時間の中で日常と非日常がシンクロしているというのを強く感じさせられます。

"Hako"は、6つのスクリーンによるインスタレーションという感じ。
入室した時点で一度にすべての画面が見えないので、一つづつ観ながら関係性を探ろうとしてしまいます。"Hako"を上から見るとこんな状態になってます。

Img_4934

こうして観ると、映像作品は「時間を閉じ込める」のではなくて、「時間軸を収める」ことできる
表現だなあ、と強く感じますね。そう言えば、大学入学時(情デのとき)には映像作品も作りたい、と思っていたのを思い出しました。ビデオカメラが押し入れに眠ったままになってますねえ...

展示については、この日開催されたギャラリートークのテーマになっておりました。展示作品を観るのに注力していたので、ちょっとしか聞いてないですが...

この神奈川県民ホールギャラリーへの向う途中で、日本大通りを通ってきましたが、銀杏並木はまだ緑と黄色のまだら模様で、完全に色づいていませんでしたが、雨の日だったので、濡れた道路に落ち葉が張り付いていました。

Img_4852

Img_4873


November 17, 2012

多摩美の美術館へ

先週末は卒制スクでしたが、その際、担当のK先生から卒制へプラスになれば、ということで、現在開催中の展覧会のチラシを頂きました。

■ 「モノミナヒカル展〜佐藤慶次郎の振動するオブジェ」(多摩美術大学美術館)

卒制のテーマ/コンセプトと完全に合致している訳では無いですが、幾つかの作品は自分が目指している方向性やアプローチが似ているように思えました。
何よりも、アイデアを巡らせた様々なオブジェ(というよりもガジェット?)に惹かれたかもしれませんねえ。規則的な動きによって生まれるリズムに引き込まれるオブジェもあれば、偶然性によってランダムな動きが生まれるオブジェもあり、それほど規模の大きい展示ではなかったけど、楽しむことができました。
自宅から多摩センターまでの移動は長かったけど...(苦笑)

ところで、入場料を払う時に学割を使わなかったけど、展覧会カタログの通常料金と学割料金との差額が大きかったので、カタログ購入の際に学割にしようと学生証を見せたら、係の方が入場料を一般料金で払ったことを思い出してくれて、再清算してくれました。平日で入場者が少なかった(というか、ほぼ貸し切り)ので助かりました!?

Ts3w0238

Ts3w0239

Ts3w0240

銀杏が色づいてきたなあ...


October 29, 2012

MOTでの「アートと音楽」展

先の記事でMOTに行ったことを書きましたが、MOTではこんな展覧会を開催中です。

■「アートと音楽-新たな共感覚をもとめて」(東京都現代美術館)

土曜日が初日で、トークイベントもあったんだけど、その後の予定を考えて前倒しで入館。でも、同時開催中の「MOTアニュアル2012ーMaking Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」も観たので、結局トークイベントの開始時間まで在廊していました。これなら、最初からトークイベントに併せて時間を組み立てていたほうが良かったと後悔してます...

展示では、最初の部屋にあるセレスト・ブルシエ=ムジュノの作品が一番印象的でした。
展示内容全体としては、ちょっと物足りなさも感じたけど、セレスト・ブルシエ=ムジュノの作品は自分の卒業制作に対して、いろいろと考えさせたかなあ...
音とアートというと、メディアアート的なアプローチ(テクノロジと音楽との組み合わせ)を感じる作品があったけど、この作品についてはアナログ的・偶発的なアプローチを強く感じました。

■「MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる」

こちらの展覧会は、「自らの手で造形を行うのではなく、他者を介在させ、人々の想像力に委ねる」という、自分で制作しないアーティストによる展示でした。会場に作品が存在しないアーティストもいるし...
それぞれの作品のアプローチは判るけど、ちょっと不足感がありました。もしかしたら、会期中に成長していく作品なのかも。とすれば、この時点では完成形では無く、未知数の要素を含んでいるかもね。
ところで、情デ時代は、スクで「あえて作らない」というアプローチに挑もうと思ったこともありますが、小心者(?)の私は結局それなりにモノを作ってしまい、中途半端に終わってしまったのでした!?(苦笑)

Ts3w0227

October 17, 2012

川崎市民ミュージアムへ

この水曜日は休みが取れたので(♪最後の夏休み〜)、いつもより遅くまで寝てました。
土日がスクだったので、ちょっとリカバリです...

夏期休暇の取得期間が今週末だったので、仕事の状況を考えて今日を休日にしたけど、先週の時点では何をするという予定は無かったのでした。総合科目のスクレポと卒制スクの事後報告があるので、自宅に籠ってそれをやるか、という考えもよぎったけど(本当はそれを優先すべきだよな...)、卒業生から無料チケットを頂いたので、川崎の市民ミュージアムで開催されている展覧会を観に行ってきました。


■「スタジオ・アッズーロ展 -KATARIBE-」川崎市民ミュージアム

勤務地の隣の区で開催されているのに、ノーチェックの展覧会でしたが、卒制関係で夏に調べものをしていた観点(=インタラクティブ・アート)と近い内容の作品が展示されていました。
なので、作品展示形態や会場構成とか、自分の作品を今後どのようにしていくかを考えさせられた感じ。こんなことができれば、あんなことができるんじゃないか、と想像は膨らむけど、自分ができることはどんなことかと反芻してしまいます。

この川崎市民ミュージアムですが、一昔前の勤務地と同じ区内なのに初めての入館となりました。ちなみにフロンターレの本拠地である等々力競技場も同じ等々力緑地内にあります。
この等々力緑地は、私は居住していたところとはJRの南武線を挟んだ反対側ですが、ほとんど足を延ばす機会がありませんでした。
なので、今回は時間があったので、東急多摩川駅から多摩川を渡って、小杉陣屋町・小杉御殿町を経由して等々力緑地へと歩いてみました。

Ts3w0210

Ts3w02141

Ts3w0216

Ts3w0219

クランク状に曲がっている中原街道の理由を御殿町のガイド板で読み、川崎市民ミュージアムから急速に開発が進んだ小杉周辺の高層マンション群を眺めたりしながら、時空の移り変わりを思ったりするのでした。

May 01, 2012

漫画の原画展

5月になりました。
5月最後の週末は、専門スクが待ち構えているんだけど、それに向けたアイデアが出ず...
ちょっと苦しいスタートになってます。
と言いながらも、明日から三日間は、ちょっと遠出して気持ちをリフレッシュしようと画策しているのでした。(笑)

さて、先日、ネット上の某"A"で、漫画家の大友克洋氏の作品集を衝動買い的に購入してしまったんですが(!?)、その大友氏の原画が展示されている「GENGA展」が千代田区"3331 Arts Chiyoda"で開催されています。

■ GENGA展
・ 会期:2012年4月9日~5月30日
・ 時間:[平日]11:30~20:00 [土日祝]10:30~20:00 
・ 会場: Arts Chiyoda 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
・ 公式サイト: http://www.otomo-gengaten.jp

で、たまたま大友克洋氏に関する記事をチェックしていたら、こんな展覧会が開催されているそうです。

■ 江口寿史原画展 [tone] 
・ 会期:2012年4月26日(木)~5月9日(水) 
・ 開廊時間12:00~18:00(最終日は17:00まで)
・ 会場:リベストギャラリー創

大友さんも江口さんも、いわゆるファインアートではなく、漫画という領域で活躍されてきた方なんだけど、雑誌やコミックスを介して身近で接することが多かったので、影響を受けたかもしれませんね。
リアリティな絵と美少女の絵...

六本木でも漫画関連の展覧会やってますが、こちらも気になりますね〜

April 13, 2012

原宿でTシャツ!?

生で姿を拝見したのは一度だけだと思います。
風貌は飄々としてますが、精力的な制作活動をされていて、年齢を感じさせません。
と、その方が今年も都内で展覧会を開催されるとか。

『Tanaami Tee x 100』
・会期:2012年5月19日(土)~6月8日(金)
・会場:東京都 表参道 valveat81
・時間:13:00~21:00 ※会期中無休

出展されるのは田名網敬一氏。
私が情デコースに入学したときのコース長ですが、スクを担当されておらず、三年次の最終プレゼンと卒制のプレゼンの審査だけに出ておられた(はず)なので、実物を見る機会は限られていたと思います。
タイミングが合えばと言うことで、備忘録として記載しておきます!?

より以前の記事一覧