デザイン関連

July 11, 2008

日本デザイン文化

今週のJDN(Japan Design Net)では、桑沢デザイン研究所の所長(学校長)に就任された内田繁氏の談話が載ってます。
デザイン教育を進める側からの視点での話ですが、なかなか興味深い内容です。

私自身は入学前はどちらかというと技術・技工を学びたいという感じだったんですが、デザインを生み出すための発想力や構想力、そして、デザインが必要とされる社会や文化などに対する見識が重要なことだと認識させられました。勿論、アイデアをビジュアルとして具体化するためには技術・技工が必要なんですけどね...
内田氏の著書を読んだことがありますが、「日本というローカリティに立脚したグローバルな視点」と言う、日本の持つ独自の文化を再考し、世界に通用するデザインへと昇華させるアプローチは、京都という場所にあるデザイン系大学がもっと力を入れるべきところじゃないか、と思ったりします。
勿論、全然そういうカリキュラムがやられていないという訳ではありませんが(本学でも、そのような科目があります)、選択科目では無く、必修科目にしてもいいんじゃないかというのが個人的な意見です。
何を学んでほしいのかという立場からの話ではありますが、あれこれと考えさせられる内容なんで、興味があれば読んでみてくださいね〜

March 24, 2007

絵本が気になる...

「世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン」(ピエブックス)という本を読み始めました。
この本の序文では、グラフィックデザイナーが他者のためではなく、自分自身の制作対象として絵本の制作に携わっているケースが多いと言うことが書かれてました。
この本でも「あおくんときいろちゃん」のレオ・レオーニ、映画のタイトルバックで有名なソール・バスなどのデザイナーの絵本ブックデザインも紹介されてます。
そう言えば、情デでも、2007年度から絵本制作のスクーリングが追加されました。チェコ絵本の展覧会を見たときにも感じたけど、絵本って、タイポグラフィやグラフィックなどのデザイン要素が満載なんですよね。
また絵本制作のスクーリング受けたいけど、自分で絵が描けないんで躊躇してまが...(悲)

March 16, 2007

銀座のギャラリーへ

今日は所用で午後半休だったけど、用事が済んだあとは行きたいと思っていた銀座のギャラリーへ。土日が休みという情報もあったんで、この機会を活かそうということで。
と言っても、実は場所をうろ覚えの状態で出かけたんで、なかなか辿り着けず。ギャラリーの名前すら怪しい状態だったんで、しょうがない...
こんなときにうちの「ゆるゆる学習会」の総長の最終プレゼンで作品である冊子が手元あったら、全然問題無く到達できたと思うけど(宣伝?)、さすがに常に持ち歩いている訳ではないし。

なんで、まずはgggでデザイナーの木村勝展をチェックしてみました。
紙素材による作品が面白かったです。見学者が実際に触って遊べることで、作者が意図しないものが生まれるかも。知育玩具としてもいいかもしれないな。

そのあと、再度銀座をうろうろとして目当てのギャラリーに到達しました。
そこはクリエイションギャラリーG8
第9回亀倉雄策賞受賞展として「松永真のウェルネスデザイン」という展覧会が開催中。
このギャラリー、某就職情報誌などを手がけている企業が開いているところで、規模の小さいところですが(その分、無料?)、日本屈指のグラフィックデザイナーの作品だったんで、時間をかけて見させて頂きました。しかもビデオ撮影でご本人がギャラリーにきてました。今夜、セミナーがあったからかもしれませんが。
今回、銀座のギャラリーには行ってみたけど、どちらもデザイナーの作品。(かたやパッケージデザイン、かたやグラフィックデザイン)
色の使い方、題材の配置や文字書体の選択など、ポスター、パッケージ、プロダクトから発するメッセージを具体化させるためにどのような試みをしているのか。それを探るような見方をしなければ、と思いつつ、さ〜っと流し見してしまう自分が居ました(苦笑)

ところで、今回は銀座に行きましたが、所用がもっと早く終わっていたら、新国立美術館か東京都美術館でオルセー美術館展に行っていたかもね。

November 11, 2006

"table"

WEBマガジンJDN(Japan Design Net)11/8号の「デザイン&デザイナー」コーナーで紹介されている建築家の石上純也氏。
名前はピンとこなかったけど、"table"という作品の写真を見て思い出しましたよ。

彼のこの作品は、月島で開催されていた「キリンアートプロジェクト2005」に出展されていて、驚きと感動を覚えた記憶があります。
このテーブル、長さ9.5m×幅2.6m×高さ1.1mというかなり広いテーブルなんですが、テーブルとなる板(天板)の厚さが3ミリしかないというもの。(支えている4本の脚も普通のテーブル並みの太さ)
その広いテーブルのうえに様々なもの(アフタヌーンティのイメージ?)が載っていたので、それは驚くしかないです。

このJDNの記事では、「さわると、天板は水面に波紋が広がるように波打つ」と書かれていますが、一緒に観ていたIさんが、何も手を触れずにいたのに、天板が揺れているのを見つけて、係員の方々を含めて「おっ~」と感嘆の声を挙げた記憶があります。人やエレベータが動いた振動が床を通じて共鳴したのではないでしょうか。(最初は地震と思っていた)
単に繊細なデザインの作品と思っていたら、構造設計をベースに、しっかりと理論付けされたものだったんですね。(当たり前か...)

September 26, 2006

久しぶりのタイポグラフィ

タイポグラフィという言葉に惹かれてこんな本を衝動買い...

■ 「新撰 日本のタイポグラフィ」(アイデア編集部編/誠文堂新光社)

あとあと家に帰って良く見たら、以前購入した雑誌「アイデア」の改訂版でした。以前は1995〜2005年の10年間を55人のデザイナーの作品を通して振り返るというものでしたが、今回の改訂版では更に1年分を加味したということか?
前回同様、本学のS藤淳先生の作品も掲載されてます。しかも本学開催のイベントのポスターだったりして!?
これだけ気になるのに、いざ自分で課題に反映しようとすると御座なりなんだよねえ...

September 14, 2006

展覧会だって

名前は良く知っているけど、実際にデザインしたプロダクトって
良く知らない(ごめんなさい!)、川崎和男氏の展覧会が今週末から開催されるそうな。
開催地は金沢の21世紀美術館!?
よし、夏休みを使って行くか。って書いてはみたものの、お金無いぞ。
10月末もスクーリングだし...

May 16, 2006

先日の「TR」

金曜日から喉の調子がおかしいと思ってたけど、昨日は加えて微熱気味。ただでさえボケている頭が、更にボケまくってました...
やっぱり風邪かなあ。そう言えば週末はちょっと気温低かったし。

さてさて、
日曜日の夜は、建築家の手塚夫妻が出ると言うことで、NHKの「トップランナー」観ました。
実は名前くらいしか知らないけど。
で、興味深かった話は、留学した大学院では、最初の頃はかなり叩かれたということ。
これは、留学先では「建築に対するコンセプト」、つまり、建築設計をするにあたって、その根底にどういう思想を込めているかを求められたとのこと。単に、モデルや設計図の巧さや奇麗さだけでは通用せず、大学院の教授に日本の大学で何を教わってきたのかと怒られたらしい。
これって、本学情デ教授のE本先生が公開講座で話していた、「デザイナーは思想家でなければならない」という話と繋がるものではないかな?
また、手塚氏(旦那様のほう)は、まずはモデルを作ってから設計図を引き始めるとか。
いきなりCAD で設計図を引き始めて、ということではなく、「手」が作り出した線や形などを、「手の感触」で認識しながら造形していくってのが大切ってことで。
そんな興味深い話が聞けて面白かったです。

「庭先から焼けた秋刀魚を、屋根の上にいる人へ手渡しで直接渡せる高さを求めた」って言う住宅のコンセプト。
それから、グッドデザイン賞になった「ベッドの上の患者から、街の見える病院」っていうコンセプト。
これって、自分が病気で数ヶ月入院したときのことを思い出しました。
病院って、どうしても閉鎖的な空間なんですが、そのときは、たまたま窓から病院裏の公園やJRの線路が見える部屋に一時移されたときがあって、その窓から外の風景が見えることによって、街の躍動感とか、生活のリズムが伝わってきて、それまでの入院生活とは違った感覚が生まれてきた記憶があります。そのときは窓の外を見ているのは飽きなかったですね。

そんな発想が生まれてきたら、いいよなあ...

April 02, 2006

東高円寺まで

今日(4/2)は東高円寺まで行ってきました。
目的地は女子大!!

いや、決して邪な事ではありません。
TDC(東京タイポディレクターズクラブ)主催のデザインフォーラム「tdcday」
が開催されるということで、女子美術大学杉並キャンパスへ。
このフォーラムは、2005年度の東京tdc賞受賞者とtdc会員、併せて7名の第一線級のデザイナ/エディタによるレクチャーと対談というものでした。
それを迎える参加者は事前登録の250名限定ということでしたが、8割以上は20歳代という感じ。
中身は、
■ 今回のtdc賞受賞者の一人である香港のレス・ソン氏(ブックデザイナであり、大学の教授)のレクチャー。フォローは祖父江慎氏。
■ 同じく今回のtdc賞受賞者の一人である塚本陽氏の話。
■ 中條正義氏と服部一成氏の対談。
■ tdc賞受賞者の一人であるイギリスのデザインユニットnon-formatのレクチャー。
■ 本年度tdcs賞のグランプリである中島英樹氏と後藤繁雄氏の対談。
という、併せて6時間に渡るもの。

レス・ソン氏の本の持つ「文体」を打破しようとする考えにインパクトを憶えました。氏の言うように、著者と読者との間をコミュニケーションするものが「本」であれば、もっといろいろなアプローチがあっていいのかも。
祖父江慎氏のキャラクターいいなあ。
non-formatは、「WIRE」という雑誌(手がけた全てのもの?)やCD/DVDに対するデザインコンセプトを紹介していましたが、資料の準備が一番しっかりしてましたね。しかもタイポフェイスの制作も手がけているという多才な面もありました。
少々発散気味の内容でしたが、中島氏と後藤氏の対談は、デザインの第一線にあるお二人の「リアルな話」が聴けました。
「アブストラクトなデザイン」、「ミニマムなデザイン」と言われる中島氏が、21世紀ではどんなスタンスでデザインを捉えて行くか?
氏は、90年代が「謎を消していくデザイン」であれば、これからは「謎を増やすデザイン」の必要性を説いていた。
まるで、謎掛けをされたような感じ。でも、デザインをするという行為の根底にある思想や葛藤を垣間みたような...

という訳で、ボケた頭になんか刺激を与えてくれたような午後でした。
今回の受賞作品は、TDC展として、銀座のgggで明日から開催されるそうです、(〜4/26)行かねば。
そうそう、帰り道に本屋に寄ったら、今回の「pen」はタイミング良く雑誌デザイン特集。
これは買うしか無いということで...

November 27, 2005

モリスの講演会

同じ2004年度生(と行っても既に3年次課題に進まれてますが)のIさんにお誘いを頂いたので、汐留の松下電工ミュージアム主催のウィリアム・モリスに関する講演会を聴きに行ってきました。
途中の5〜10分程、夢と現実の狭間で危険な状態にあったのですが、2時間弱の間で、今まで知らなかったモリスに関することをいろいろ知ることができました。今後どういう形で生かされてくるのかは判らないですけど、ね。
そうか、モリスはプロデューサというふうに思ってたけど、先生が言っていた「地」の作家と言う考えもあるのか。(イギリス人は皆「危険な関係」が好きなのか???、という、下世話な疑問も生まれました...)

ところで、
Iさん、残り日数少ないので頑張ってね。
先日の学習会で一緒になった皆さん(Nさん、Sさん、Kさん)、来月の最終プレゼン、二日目に聴講(来年の下見?)行きますので、陰ながら?応援してます。

November 23, 2005

デザインの発想

11/22の日経新聞夕刊を読んでいて、下記の文章が気になりました。
「自然をデザインに取り入れようとするとき、えてして壁面に森や波を漫画的に描く手法を用いがち。そうではなく、自然の奥に潜み、そのカタチを操る原理や法則を目に見えるように抽出する。」

これって、プロダクト1の事前課題に繋がることなんじゃないかな、と思った次第。
表面的な見方だけではダメなんでようねえ...

今週は、テキストも読まずに、帰りの電車でこの本読んでます。
■「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」(スザンナ・フランケル著/ブルース・インターアクションズ)

この本は、ファッションを牽引する20人以上のデザイナーとのインタヴューをベースに、その発想の原点を探ろうとするのが主旨なんでしょうか。私としては、もう少し踏み込んだ内容として欲しかったなあと言ったところ。
でも、こんな本は少ないので、貴重です。

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情デ課題部屋

  • ここでは、過去に提出した専門課題の作品を掲載しています。 必ずしも評価は良く無いですが(苦笑)、反面教師としてください。 ユーザ名/パスワードが必要ですが、本学生なら良くご存知の 英字4文字を入力してくださいね!!

空デ課題部屋

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